盲目の天才少年シンガーとして脚光を浴びたデビュー時から現在まで多くのヒット曲を世に送り出し、数多くのアーティスト達に多大な影響を与ています。
聴きやすいメロディーの曲が多くて、ビートルズ負けないくらい日本で有名な曲を持っています。
日本のCMソングではかなりの常連で、2000頃から長期にわたって流れていたキリン缶コーヒー「FIRE(ファイヤー)」のCM曲「To Feel the Fire」、2007年には不動産関係の、株式会社アトリウムの企業CMで「A Place In The Sun(邦題:太陽のあたる場所)」、 その他、ホンダ・ロゴとキリン午後の紅茶のCMに「Isn't She Lovely」、トヨタ・ノアのCMに「Sir Duke(邦題:愛するデューク)」、オンワード・23区のCMに「Overjoyed)」、トヨタ・カムリと三菱UFJフィナンシャルグループのCMに「Stay Gold」、色々なCMやイベントでも定番の「Happy Birthday(ハッピー・バースデイ)」など有名・定番曲は数え切れません。
動画削除の為、代替リンクです(08/12/06)。 ↓ こちらで試聴できます 「To Feel the Fire」 |
「Sir Duke」(1977年) |
「Happy Birthday」(1980年) |
「Isn't She Lovely」(1976年) |

※試聴・ダウンロードにはiTunesがインストールされている必要があります。


「To Feel the Fire」は彼の作品としては異例のCMのために書き下ろされた曲で、不景気で落ち込んでいる日本人達を元気付けるために依頼を受けたというエピソードがあります。
見出しに”ポップス史上最高の黒人シンガーソングライター”と書きましたが、ホントに誰にもマネ出来ない彼のオンリーワンな音楽性は、R&B・ソウルなどのジャンルに収まらず、最新のサウンドを積極的に取り入れて実験的なことをやったりしていても、ポップで聴きやすい曲にしてしまう彼の才能はまさに魔法みたい。
”天才”と呼ばれるアーティストの多くは多作であることが多いですが、そんな中でも彼は非常に多作で、1枚のアルバムを作るのに多くて1000曲もの楽曲を作曲して、その中から厳選してアルバムに収録しているので、どのアルバムも非常に完成度が高いです。
1973年にアルバム「Innervisions」、1974年にアルバム「Fulfillingness' First Finale」、1976年にアルバム「Songs In The Key Of Life」がグラミー賞の最優秀アルバム賞に選ばれています。
そんなヒット曲も多く日本で有名な曲を網羅している完全なベストと言えるベスト盤は無いのですが、入門編としては、日本版の「ベスト・コレクション-The Definitive Collection」がオススメです。輸入版には「To Feel the Fire」が収録されていないので注意です。
その他の有名な曲をこちらの記事にも掲載していますのでどうぞ。
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