
【オーギュメントコード】
・オーギュメント・トライアド・コードの構成音
・色々なオーギュメント・トライアド・コード
【ディミニッシュコード / マイナー・フラット・ファイヴコード】
・ディミニッシュ / マイナーフラットファイヴの構成音
・色々なディミニッシュ / マイナーフラットファイヴ
【サスフォーコード】
・サスフォーコードの構成音
・色々なサスフォーコード
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◇オーギュメントコード
(オーギュメント・トライアド・コード / Augument Triad Chord / 増3和音)
Cメジャーコードの5thの音を半音上げてみましょう。

ちょっと、不思議な感じの響きになったと感じませんでしたか?
この独特な響きのコードがオーギュメント・トライアド・コードです。
オーギュメント・トライアド・コードの構成音
ルートにMajor3rd(長3度)とAugment5th(増5度)を積み重ねたコードです。
ド・ミ・ソ → ド・ミ・ソ#
といったように、メジャーコードの5度の音を半音高くすると作れます。
独特のアンニュイなの響きを持っています。
表記は、ルートの右に「aug」を付けて『 Caug 』と、このように表します。
その他に『 C+ 』、『 C(+5) 』、『 C(#5) 』と表記することがあります。
例:Cオーギュメントコードの構成音

Cオーギュメントコードの音を確認する:
色々なオーギュメント・トライアド・コード
Root音を変えることで色々なオーギュメントコードができます。
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◇ディミニッシュコード / マイナー・フラット・ファイヴ
(ディミニッシュ・トライアド・コード / Diminish Triad Chord / 減3和音 / Minor Flat Five / Minor b5 )
Cマイナーコードの5thの音を半音下げてみましょう。

気持ち悪いような、不協的な響きが感じられますか?
この響きがディミニッシュコードです。
ディミニッシュコード / マイナーフラットファイヴコードの構成音
ルートにMinor3rd(短3度)とDiminish5th(減5度)を積み重ねたコードです。
独特な緊張感のある響きを持っています。
コードの表記は本来、『 Cdim 』というように書くのですが、一般的に、この表記は4和音の『Cdim7(シー・ディミニッシュ・セブンス)』コードと解釈されてしまうので、混同を避けるために減3和音は『 Cm(b5)(シー・マイナー・フラット・ファイヴ)』と表記します。
また、『 Cm(-5)』と表記する場合もあります。
例:Cマイナーフラットファイヴコードの構成音

Cディミニッシュコード/の音を確認する:
色々なマイナーフラットファイヴコード
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◇サスフォーコード
(サスペンデッドフォース / suspended 4th / sus4)
Cメジャーコードの3rdの音を半音上げてみましょう。

不協的なような、いい感じのような独特な響きが感じられますか?
この響きがサスフォーです。
サスフォーコードの構成音
ルートにPerfect4th(完全4度)Perfect5th(完全5度)を積み重ねたコードです。
不協感と協和感を併せ持った、個性のある響きを持っています。
表記は、ルートの右に「sus4」を付けて『 Csus4 』と、このように表します。
例:Cサスフォーコードの構成音

Cサスフォーの音を確認する:
色々なサスフォーコード
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◇まとめ
オーギュメント、ディミニッシュ、サスフォーは、楽曲で使われる頻度は少ないですが、効果的に使うことで、楽曲に深みを持たせることができるコードです。
メジャーコード、マイナーコードに慣れてきたら、これらのコードも交えて作曲してみてください。
今までより、プロっぽい曲にできるかもしれませんよ。
↓コメントする ご感想など、お気軽にどうぞっ ☆ヽ(▽⌒*)
コメントありがとうございます。
あまり気にしたことありませんでしたけど、英語の発音としては”オーグメント”の方が近いですね。
ただ、日本でのコードの呼び名としては”オーギュメント”も一般的で、専門書などでも表記はマチマチです。
レゲエが日本に初めて入ってきた当時の呼び名「ラガエ」が廃れたり、スエーデンが「スウェーデン」になったりと、より語源に近い発音・表記が主流となる傾向にあるようですから、ゆくゆくは統一されていくかもしれませんね。