音楽のいちばん基の要素である「音」とは何かを知ることが、音を自由に操るための第一歩です。
でも、そんなに難しく考えることはありません。
慣れれば、当たり前のこととして自然に身につく事です。
ここでは、基本となる必要最低限のことを簡単に紹介します。
・音の正体?〜音は振動
・音の高さとは〜周波数
・音の要素〜音の3要素と波形
【PR】売れてる音楽理論書はコレ!
アマゾン
なら、代金引換(代引宅配便)、コンビニ・ATM・ネットバンキング・Edy払いも可能だから安心です。
アマゾン
◇音は振動
音は物体の振動が空気などを伝わって、私たちの聴覚に達すると感覚として音を認識してます。
振動は空気の波となって聴覚を刺激して音が聴こえるのです。
太鼓などを叩くと…振動が空気の波となって伝わります。
「音」とは物理現象であり、感覚でもあるのです。
空気の波とは、連続的に変化する空気の密度(気圧)の高低です。
その伝わり方は水面に広がる波のイメージに似ています。

水の波紋は面に広がって見えますが、空気の振動は四方八方に広がります。
通常、音楽を演奏したり作曲したりするのに、物理現象としての音をさほど意識する必要はありませんが、コンサートなどで音響を担当するPAエンジニアは気温や湿度など、その環境によって音が変化することを計算して音を調整します。
◇音の高さとは
音の高さは振動、ようするに空気の波の速さによって違いがでてきます。
1秒間にたくさん波が起きると高い音になり、少ない回数だと低い音になります。
これを周波数と言い、音の高さを表します。
周波数は1秒間に何回の波が起きるかの振動数で表します。
Hz(ヘルツ):1秒毎に何回振動の波が起きるか=周波数の単位
100Hz……1秒間に波が100回
1kHz……1秒間に波が1,000回
振動数が多い(周波数が高い)ほど高い音になります。
※↓図の波はイメージです。
※注意:↑Flash中のボタンのHz数は間違いで1オクターブずれています。
左ボタン × 440Hz→○ 220Hz、右ボタン × 880Hz →○ 440Hz
※Playをクリックすると音が鳴ります。音量はパソコンの音量で調節してください。
100Hz……1秒間に波が100回
1kHz……1秒間に波が1,000回
振動数が多い(周波数が高い)ほど高い音になります。
※↓図の波はイメージです。
※注意:↑Flash中のボタンのHz数は間違いで1オクターブずれています。
左ボタン × 440Hz→○ 220Hz、右ボタン × 880Hz →○ 440Hz
※Playをクリックすると音が鳴ります。音量はパソコンの音量で調節してください。
音楽では、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド など音の高さがりますが、それぞれの音の周波数は決まっていて、その高さに楽器の音を合わせることを調律(チューニング)と言います。
この調律がいい加減で、正確な周波数に合っていないと、音はきれいに響いてくれません。
周波数は楽器の調律に関わるだけでなく、レコーディングでの音の調整や音色の調整に大きく関わります。
◇音の要素
音の要素として高さの他に 、レベル(音量・音の大きさ)と音色があり、
・高さ
・大きさ
・音色
の3つを合わせて音の3要素と呼びます。
音色はどのような波の形をしているかによって決まり、レベル(音量)は波の振り幅の大小で決まります。
ピアノの音の波

このような波の形を波形と呼びます。

このような波の形を波形と呼びます。
次の回から音楽で使う音の高さについて説明していきます。
↓コメントする ご感想など、お気軽にどうぞっ ☆ヽ(▽⌒*)
440Hzの所が220Hzに
880Hzの所が440Hzとオクターブずれていますよ。
ウッカリでした。
ご指摘ありがとうございますm(_ _)m
元ファイルが消失しちゃって、すぐに直せないので、注意書きを入れておきます。